malasari blog

インドネシア、西ジャワにあるボゴール県マラサリ村の日々を綴っています。

★エコツアープログラム開発を学ぶインドネシア6日間★ツアー行程ご紹介!(^^)!part2

selamat siang!(こんにちは!)
JEEFインドネシア事務所でインターンをしている野田と申します。

今回も、前回に引き続き、今年の夏に行う
「村おこし協力隊員」認定証明書発行
エコツアープログラム開発を学ぶインドネシア6日間
のツアー行程を写真と共にご紹介していきます!

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2015年の夏は、インドネシアで一味違った旅をしませんか?

 (ツアー3日目までの行程についてはこちら!)

 

<4日目>

4日目には、マラサリ集落の周りに広がる棚田や、伝統を引き継いでいる職人さんの家を訪れ、農作業体験や伝統の職人技の見学をしていただきます。
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農作業の場合、田植えや芋掘り体験、
伝統職人さんの場合は、ヤシ砂糖や箒作り、竹細工などの中から、
みなさんの興味と季節に合わせてコーディネートいたします。
(そのときの天候などによっては、体験できないものが出てくる場合もございます。予めご了承ください。)

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こちらは箒づくり職人のスナタさん。
ちょっと目を離したすきにもう完成していました。。。
流石、職人。美しいほうき。。

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こちらはヤシ砂糖つくり職人のアンダさん。
スルスルっと登ってサトウヤシの樹液をとってきます。
簡単そうに見えて実はとっても大変!
そんなことを実際に体験を通して感じて下さい。

またマラサリ村内にある、
コーヒーなどが栽培されているアグロフォレストリーの見学もします。

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そしてその日の午後、
このツアーの最大の要となるマラサリ村エコツーリズムプロジェクトへのアイデアを住民とディスカッションをしながら考えていただきます。
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そこに住んでいる彼らだからこそ分かること、
そこに初めてきた皆さんだから気付くこと、
それらを対等な立場で共有し、アイデアにしていくプロセスを体験していただきます。
それは皆さんにとって貴重な体験になると同時に、
住民にとっても、これからプロジェクトを進めていくうえで
大きなヒントを得る機会になると考えています。
そしてディスカッションの最後には、
「村おこし協力隊員」認定証明書を住民グループから贈呈します。

 

<5日目>

さて、5日目の朝にはマラサリ村を出発しなければなりません。
この日の朝はちょっと早起きをして、
ぜひ台所を覗いてみてください。f:id:hasamick:20150625194638j:plain
お母さんたちが新鮮な食材を使って、
昔ながらの方法で朝ごはんを作ってくれています。

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これはインドネシア料理には欠かせないサンバルという調味料。
すり鉢で材料を力強ーく、つぶし混ぜて作ります。
「こんなに手間暇かけて作ってくれているんだ!」
と分かるとますますご飯が進んでしまいます(*´ω`)

ご飯を食べ終えたら、
名残惜しいですがマラサリ村に別れを告げて、
ボゴールにあるJEEFインドネシア事務所に向かいます。

昼食後、事務所にてJEEFインドネシア事務所スタッフとディスカッションを行います。
前夜にしたディスカッションは村についてですので、
ここでは自分自身と向き合って、
旅が消化不良で終わってしまわないように、旅の振り返りをします。

学んだこと、
気づいたこと、
そして今後に繋げたいこと。
そんなことを話せたらいいな、と思っています。

その後、空港へ向かい夜の便で日本へ出国します。

<6日目>

朝、日本へ到着。
旅の仲間とまた再会することを誓って、しばしお別れです。

以上が、HISのツアーの行程でした!
長くなってごめんなさい、
でもお見せしきれていないマラサリ村がまだまだたくさんあります。
「魅かれる・・・。」
と思った方はぜひ現地でその魅力を体験していただけたら、と思います。

詳細は以下のHISページからご覧ください!
「エコツアープログラム開発を学ぶ インドネシア6日間」


それではまた!

★エコツアープログラム開発を学ぶインドネシア6日間の旅★ツアー行程ご紹介!(^^)!

selamat malam!(こんばんは!)

JEEFインドネシア事務所インターン生の野田です。

今回は、JEEFとHISとの特別企画
エコツアープログラム開発を学ぶインドネシア6日間
の旅の行程を写真と共にご紹介します!

それでは早速ではありますが、
マラサリ村へ出発ですヽ(^o^)丿

 

<1日目>
これから始まる素敵な旅の仲間とご対面後、
羽田発ジャカルタ直行便に乗って、約6時間ほどの空の旅に出ます。
(※一部記載が成田と間違っている記事がありますが、正しくは羽田発着です。)

きっと最初は、
「インドネシア語少し勉強しようかな」と本を広げてみたり、
「本当に来ちゃったよ!」
と期待と不安が入り混じった胸のドキドキを感じて6時間もあっという間です!

そしてようやくジャカルタに降り立つと、
南国を思わせる湿った空気となんとなく雑然としたその景色にインドネシアに来たことをすぐに実感するはずです(^^)/!
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これは夜のジャカルタのワンシーン。
さすがインドネシアの首都、都会です。

この日はジャカルタのホテルに宿泊となります。
明日に備えてぐっすりお眠りください。

 

<2日目>
いよいよグヌン・ハリムン・サラック国立公園へ出発します!
ビルがなくなり緑が増え山が見え、、、
どんどんと変わっていく町並みを見ながら車は進んで行きます。
その途中で最初に寄るのがアブラヤシのプランテーション。
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2つ先の山の向こうまで、アブラヤシで埋め尽くされています。
所長の矢田さんが10年以上前に来たときにはここも全て森だったと言います。
にわかには信じられないですね。
ここでアブラヤシプランテーションの現状や問題点などの簡単なご説明をしつつ散策をします。

その後、お昼を食べたらまた山道をずんずん進みます。
ジュラシックパークに出てきそうな木生シダや茶畑に気を取られているうちに、
マラサリ村内にあるチタラハブ集落へ到着します。f:id:hasamick:20150624203509j:plain

この山のふもとにある家々が、チタラハブ集落です。わかりますか?
ジャカルタとは180度違う村の素朴な生活の様子や人々のしぐさに、
どこかほっとしてしまう、そんな村です。
2日目の夜は、
そんな村で10年以上前から原生林でエコツアーを自身で行ってきた
スルヤナさんのお家にホームステイをします。f:id:hasamick:20150624203220j:plain
荷物を置いて、ウェルカムドリンクでほっと一息しましょう。

お夕飯は、村でとれた食材を使ったご飯を頂きます。
大きなお皿に出てくるおかずをみんなで囲んで取り分けて、楽しい晩餐です!
おなかが大きくなったあとは、
JEEFインドネシア事務所で13年間環境に携わって来た矢田さんから、
インドネシアの国立公園の問題点や、地域住民との関わり方などについてのレクチャーがあります。

ところで。
私ごとですが、私は高校三年生のときにスタディーツアーで初の海外を経験しました。
この一歩が、私の将来を大きく広げるきっかけになったと思っています。
そんな私は、この旅の中で皆さんに、
マラサリ村のこと、インドネシアのこと、
自分のこと、世界のこと、色んなことに思いをはせて、
普段考えないような大きなこと小さなこと、たくさん考えてほしいと思っています。
だってせっかくインドネシアのそんな山の中まで来たんです。
偶然一緒になった仲間とたくさん話して学んで考えて笑って、
ちょっとでも自分の世界が変わる旅を皆さんと一緒に作りたいなぁ、
と思っています。

何が言いたいかというと、旅の行程中、矢田さんとも旅の仲間とも話す機会がたくさんあります。その機会をぜひ活かして、より多くの学びを得てください!!

 

<3日目>

さて。
ツアー行程には記載してありませんが、
実はここでもう一つのイベントが用意されています。
体力と気力がある方には朝5時に宿を出発して朝日を見に行くことが出来ます!
小さな丘に登って、山の間から出てくる太陽を拝みます。f:id:hasamick:20150624203549j:plain

すがすがしい気持ちで宿に戻り朝ごはんを頂いたあとは、
いよいよ原生林内のトレッキングに出かけます!

約2kmのコースを2,3時間かけてじっくり観察しながら歩きます。
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これは村いちのガイド、アデさんです。
彼のガイドのもと、
普段見慣れない虫を観察したり、動物や風の声を聞いたり、
柔らかそうな苔を触ってみたり、天然のハーブの香りを嗅いでみたり、
コーヒーの実を食べてみたり!
五感を使って、本物のジャングルを体験します(^^)/

そしてトレッキングコースの終点近くにあるのが、
キャノピートレイル。
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地上25mから見る原生林は今まで見てきたものとはまた違う姿を見せてくれます。

トレッキングを終えたら、宿に戻ってお昼を食べ一休みします。


午後は、マラサリ村内のもう一つの集落、マラサリ集落へと移動します。
ここはマラサリ村の中心で、チタラハブ集落に比べると人も多い集落です。
おそらく皆さんを最初に出迎えてくれるのは、こんな子供たちの笑顔です。
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この村の子たちは本当に天真爛漫で、
私はいつも彼らとのかけこっこで体力消耗してしまいます(´ー`)

ホームステイ先に荷物を置いたら、
そんな子供たちと歩きながらマラサリ村の散策に出かけます。
ぜひ、
マラサリ村の新たな魅力、皆さんの目で見つけ出してください!
これは、住民とのコミュニケーションをとる時間でもあります。
多くのことを感じ取ってください。

日が暮れたあとはステイ先に戻り、夕食を囲んで団欒です。
また明日に体力を残しつつ、語らいの時間が出来たらいいな、なんて思っています。

 

さて、思いが強すぎて少々長くなってしまいましたので、
続きはまた明日更新します!
お楽しみにしていてください(*'▽')

マラサリ村の2つの魅力☆

インドネシアよりこんにちは!
JEEFインドネシア事務所でインターンをしている野田と申します。
8月24日と9月18日からの6日間、
HISの特別企画「エコツアープログラム開発を学ぶ インドネシア6日間」の旅を実施します!
ということでこのブログではその舞台となるマラサリ村のご紹介をしています。


今回は、マラサリ村の魅力を大きく2つに分けて、ご紹介します!(^^)!

 

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1つめは何といってもこの豊かな熱帯雲霧林です。
この上を、今はもう絶滅危惧種になってしまったクマタカが飛んでいたり、森の中からワウワウテナガザルの鳴き声が聞こえてきたり、、、
母なる大地の姿をここで感じることが出来ます。

 

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2つめが、その森と寄り添って生きる村人の静かで温かな暮らしです。
子供も大人も、包むような笑顔で迎えてくれます。

 

1、熱帯雲霧林の魅力f:id:hasamick:20150616173119j:plain
マラサリ村には熱帯雲霧林の中を歩けるトレッキングコースがあります。
約2kmを村人のガイドさんの説明と共にゆっくりと森の中を進んでいきます。


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たった一本の樹。
たった一本にでさえ、数えきれない命が宿っているんです。
そんな一つ一つに心を傾けながら進んでいると、あっという間に時間が過ぎ去っていきます。

 

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さて。
このトレッキングの一番の目玉は、このキャノピートレイルです。
樹と樹の間に渡された25mの高さのつり橋を渡ります。
鳥や虫たちと同じ目線から見た森はどんなものだと思いますか?

 

2、人々の暮らしの魅力

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伝統的な暮らしを営む彼らの伝統的な米つきを体験させてもらいました。
このきね、実はとても重たいのですがこの仕事を担当するのは女性たち。
でもただついているだけでは腕がすぐに痛くなって、辛い仕事になってしまいます。
だからでしょうか。
トントンカッカ、とリズミカルな音を奏でながら米つきは進みます。
辛い仕事を楽しむための昔の知恵だそうです。素敵ですね。
私も入れてもらいましたが、腕が痛くなるしリズムを合わせるのは至難の業でした!

 

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南国・インドネシアといえばドリアン!
この村でもドリアンが取れます。
このドリアンはまだ完熟ではなかったのですが、香りもきつくなくドリアン初心者の私には食べやすかったです!(^^)!
インドネシア人は大人も子供もドリアンが大好き!
ドリアンジュース、ドリアンアイス、ドリアンジャム、なんでもあります。^^

 

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マラサリ村で何が好きかって、やっぱりこの笑顔です。
子供たちの無邪気でまっすぐな笑顔。
そんな風に見つめられたら、こっちもまっすぐな心にならざるを得ませんよね。

 

 

どうでしょう?
マラサリ村の魅力少しは伝わったでしょうか。
少しで良いんです、これからもっと深いマラサリ村の魅力を発信していきますので乞うご期待です。
少しだけ、
「いいなぁ。」と思っていただければ光栄です。

 

f:id:hasamick:20150616173201j:plainマラサリ村でエコツアーをしたいと集まった村の方々。
マラサリ村で待ってます!

スタディツアーに興味のある方はコチラからどうぞ。

「エコツアープログラム開発を学ぶ インドネシア6日間」

JEEFとHISの特別企画「エコツアープログラム開発を学ぶ インドネシア6日間」

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インドネシアの棚田よりこんにちは!日本環境教育フォーラム(JEEF)のインドネシア事務局にてインターンをしております、野田麻美と申します。

来たる今年の夏、JEEFインドネシア事務局では
HISの特別企画「エコツアープログラム開発を学ぶ インドネシア6日間」の旅を
ジャカルタから一番近い国立公園、グヌン・ハリムン・サラック国立公園に位置するマラサリ村という小さな村で実施します!

しかし残念ながら、このツアーのメインとなるマラサリ村、
日本では全くと言って良いほど情報がありません。
それもそのはず、インドネシアでも知っている人はごくわずかなまだまだ無名な村なのです。


ですが、ですが。

私も、JEEFインドネシア事務局駐在職員の矢田さんも、

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生命力に溢れる大自然や、

 

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その自然と寄り添って生きる人々がいるこの村が大好きで大好きで。
訪れるたびに心を癒されずにはいられないのです。

 

「そんなマラサリ村の魅力が知られないままなんてもったいない!」
ということで。
このブログではそんなマラサリ村の魅力をお届けしていきます!(^^)!
HISのツアーをご検討中の方もそうでない方も、
少しでもこの場所を訪れてみたいなぁと思ってもらえますように。

 

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あなたも一緒にマラサリ村の魅力を探してみませんか?

HISのツアーに関するご質問や、ここが知りたい!というリクエストもお待ちしています(^^)/