malasari blog

インドネシア、西ジャワにあるボゴール県マラサリ村の日々を綴っています。

インドネシア料理に欠かせない3つのキーワード☆

みなさんこんにちは!インドネシア事務所インターン生の野田です。

 

今回は、海外旅行に行くときには欠かせない食の話をしよう!
ということで、
マラサリ村のある1日の食事をみてみたら、
インドネシア料理のいろんな要素が詰まっていましたヽ(^o^)丿

朝ごはん☆
nasi uduk(ナシ ウドゥック)

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ココナッツミルクと、
レモングラスやサラムリーフと言われるハーブを使って炊き込んだ御飯です。
ココナッツやハーブが優しく香り、
やんわり
塩気があって、なかなか美味です。
それにフライドオニオンとクルポックをのせたものが基本形。
ここに各自、
揚げ物や味付けされたゆで卵、サンバルと呼ばれるチリソースをかけていただきます。



お昼ごはん☆
nasi liwet(ナシ リウェット)

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私が村の食事で一番気に入ったごはん、なのですが
何を使って炊き込んでいるのか聞き忘れてしまいました。。。
でもnasi udukと同様、サラムリーフと言うハーブが使われていました。
そして
お皿の右上にある葉っぱたちは
ララップと言われる、葉物中心の生野菜です。
実は、マラサリ村の人たちが属するスンダ民族は、
インドネシアの中でも生野菜を食べる数少ない民族で、
葉っぱをむしゃむしゃ食べる様子から
「スンダ民族はヤギだ。」なんて言われているそうです。
でも生野菜を食べられるのは日本人にとっては嬉しいですよね。

 

ところで
この2つのごはんに共通する、
インドネシア料理に欠かせない3つのキーワードにお気づきでしょうか。


1つ目はサラムリーフというハーブ。
インドネシアでしか使われていないハーブだそうですが、
ご飯を炊く他にもスープにいれたり煮物にいれたり、大活躍のハーブです。

2つ目がクルポック
ご飯と一緒に食べる、スナックのようなおせんべいです。
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手前においてあるのが、そのクルポック。
村では各家庭に、
こんなバケツ級のタッパーいっぱいに常備されています。

バケツいっぱいに入っていても
一回の食事で全部なくなってしまうこともしばしば。

微妙な塩加減がたまらない、私も大好きなごはんのお供です(´ー`)


そして最後がインドネシア料理で最も欠かせない、サンバルです。
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ごはんの右側、食卓の中心におかれている赤いペーストが
サンバル。
唐辛子、トマト、玉ねぎなどを中心に使い、

すり鉢でペースト状になるまでよくよくすったチリソースです。
そのレシピの量は膨大で、
いかにサンバル作りがうまいかがお嫁さんを選ぶ条件になってしまうほど
インドネシア人には欠かせない一品です。

「サンバルとご飯だけで飯三杯はいけます」
っていうインドネシア人はきっと多いはず。

 


もう一つ、食材ではないですが日本にはない光景なのは、
バナナの葉っぱがお皿代わりになっていることでしょう。
お皿を洗わなくていいし、そのまま土に返ってくれるし、南国な風情もあるし、
一石三鳥なナチュラル素材なのです。

 


・・・と書き始めたら、
意外にも伝えたいことがたくさんあって長くなってしまったので
晩ごはんはまた次回にご紹介したいと思います!
それにしても
インドネシアは料理を見ているだけで飽きません。
新しい食材が次から次に出てきます。
そう、本当はインドネシア料理に欠かせないものなんて
たーっくさんあるんです!
私もまだまだ勉強しなくては、、、!


とにもかくにも、今度のスタディツアーでは
そんな食事の時間も一つ、見逃せないポイントなのです☆

JEEFインドネシアのスタディツアー、
第一回の締め切りは8月14日、来週です!(゜.゜)
ご応募、お待ちしています☆

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