農家さんとカカオ豆からチョコレートをつくる!!
こんにちは。
JEEFインドネシア事務所インターンのあいりです!
お休みをいただいてジャカルタから10時間以上の場所にある
スラウェシ島のカカオ農園におじゃましました。
今日はチョコレートの原料であるカカオ豆、
これがおいしいチョコレートになるまでをご紹介します。
カカオはチョコレートの原料。
7cm位のラグビーボールのような形をした実(カカオポッド)の外側の殻を割り、中にある白い実とその中の種を同時に取り出します。
そして、この種を5日間、木箱の中で発酵させます。←これがおいしくなるポイント!
発酵した豆を、天日で数日干したあとのカカオ豆でチョコレートを作ります。
さて!今回はカカオ豆を生産する農家さんたちとチョコレートを作っていきます!
生産はしているものの、彼らにとってカカオは換金作物。
食べることはほとんどありません。
①カカオ豆を洗う
両手で挟んですり合わせるようにして洗います。水が透明になるまでしっかりと。
②乾燥したカカオ豆をぱちぱちと音が鳴るまでじっくり炒る。
あまり火は強くしすぎずに丁寧に炒っていきます。
もういいかなと思ったら一粒割ってみてください。
中までかりっとなっていたら完成!
③皮を剥く
火であぶった後、皮がういて来るので丁寧にはがします。
※やけどに注意
とった皮でカカオ茶もできますよ!
④細かいパウダー状になるまでつぶす
カカオ豆の持つ油がしっとりとなじんで来たらOKです。
今回は農家さんが今後も簡単な道具でできるようにインドネシア式のすり鉢を使いましたが、ゴマすり鉢でも、ブレンダ―などの機械を使えばもう少し簡単にできると思います!
⑤砂糖、牛乳をお好みでカカオパウダーに投入!
お好みの固さで作ってみてください。牛乳入れすぎると固まらないので注意!
⑥成形!シリコンに入れて、冷蔵庫で数十分冷やして完成!
冷蔵庫で冷やしてる時間、まってられない!とつまみ食いする子ども達。
嬉しそうでこっちもうれしくなります!
今回は予想以上にたくさんの方が参加してくださったので、
鍋に牛乳をたっぷりいれてホットチョコレートをつくってみんなに分けました。
カカオ豆からチョコレート、想像との違いはありましたか??
どうやら日本でもキットを販売している会社があるようです。
ぜひ機会があれば挑戦してみてください!