伝統薬 ジャムウ
こんにちは。Selamat siang !
JEEFインドネシア事務所インターンのあいりです!
突然ですが、皆さん
ジャムウJamuはご存知ですか?
インドネシアの伝統的な民間薬のことで、
中国の漢方のように植物などの自然の力を使った薬です。
日本だと、デリケートゾーンの薬のことと思われていますが、
疲れや風邪、高血圧や糖尿病、ガン、
女性の生理や産後の体調管理などなど…様々な病気や体調不良に効くようです。
今回は私がマラサリ村で腹痛だった時にいただいたジャムウを紹介します。
ジャンブービジ(Jambu biji)といい、腹痛の薬になるそう。
ホームステイ先のお母さんが裏庭でとった葉っぱ洗って、そこに熱湯を注いだだけ。
とってもシンプルなジャムウです。
インドネシアは辛い食べ物が多いので、
たまに食べすぎると必ずおなかを壊してしまいます…泣
日本から持ってきた薬が尽き、
「インドネシアの薬ってちょっと怖いなー」とおもっていましたが、
このジャムウは自然由来。これなら大丈夫かな…と安心して飲むことが出来ました。
おかげで(?)翌日には腹痛&下痢はしっかり治りました! (笑)
他にも、マラサリにはジャムーオバットヘルバルといってJamu obat herbal
お茶農園の人々が好んで探して飲む薬などがあります。
これは上のジャムウとは違い、葉を細かく切って乾燥させたものを煎じて飲みます。
これは約40種類の葉を混ぜており、
すべての種類の病気に効くと言われています。
風邪をひいたときに飲ませていただいたことがありますが、まあ苦い!
どこの国でも良薬は口に苦しです…
国際観光開発のお話
こんにちは Selamat SIang!
JEEFインドネシア事務所インターンのあいりです!
このブログではゆったりとインドネシア・グヌンハリムンサラック国立公園の中にあるマラサリ村について書いていきます。
JEEFでは2014年からJICA草の根技術協力事業として、
マラサリ村で持続可能な観光開発の支援を進めています。
「自然や文化を壊さずにエコな観光で地域おこしをしよう!」という
村の人々への支援です。
これまでには、マラサリ村は国立公園を管理している事務所から村の中で観光開発を行うことへの認可をいただいたり…
ツアーの調整を行う村有ツアー会社を村人主体で設立したり…
観光開発に向けて活動を行ってきました!
また、インドネシアの小学校や高校、ジャカルタに駐在する日本人のみなさんなど、様々な方々にモニターツアーに参加していただき、住民はガイドやホームステイの受け入れなど実践を通したトレーニングを行っています(#^.^#)
写真はモニターツアーに来ていただいた坂戸高校の女性が
ヤシの実を担いでみる体験をしている様子。
村人が軽々と持ち上げるヤシの実も
日本人が実際に背負ってみると、歩けないほどとても重いことが分かります。
こういう時にそっと持ち上げるのを手伝うなど、ガイドを実際に体験してみて学ぶことはたくさんあるようです。
さて、観光開発は村人にとっても、私たちNGOにとっても
はじめてのことばかりで難しいところはたくさんありますが、
まずはインドネシア国内旅行客にターゲットを絞ってすすめてがんばっていきます!
お久しぶりです!
Selamat siang! こんにちは。
JEEFインターンインドネシア事務局のあいりです!
インドネシアはもうすぐ乾季に入ろうとしています。
私もこちらに来て8カ月が過ぎ、インドネシアの生活になれました。
今朝散歩していると、ジャスミンの花がきれいに咲いていました。
私がインターンするNGO団体、JEEFとそのWebサイトの紹介をします!
JEEF(ジーフ)とは
うきうき~雨季~
Selamat siang!(スラマッシアン)
こんにちは!
JEEFインドネシア事務局 現インターンあいりです!
インドネシアは現在雨季。
マラサリ村でも毎日のように雨が降っています。
川も水量が増しています…!
マラサリへの道はまだまだ整備不足なので
雨が多いと、観光客の車がぬかるみにはまってしまったり。
個人的には洗濯物がカラッと乾かなかったり…悩まされていますが。
そんな人間はさておき。雨が多く降ると元気になるのが、
原生林のキノコたち。
雨季の今、トレッキングコースのキノコがいきいきしています!
そしてお花もしずくに濡れてとってもきれいです。
下の紫の花はマラサリのいたるところで見かける
Bunga harendong(ブンガハレンドン)日本語ではノボタン。
下はつつじかな?
こんな元気な植物たちが見れることができてなんだか嬉しい雨季です!
マラサリ村で何が起きているのか、知りたい!住んでみたい!
みなさん、はじめまして!
JEEFインドネシア事務局インターンシップ生、
愛媛大学3年の菊川愛理きくがわあいりです。
愛媛県生まれ、愛媛県育ちの生粋の伊予人です。
もちろんみかん好きですが、それを地域の人と一緒に収穫するのはもっと好きです!
大学では、地域の文化ってなんだろう。
文化を活かした観光って?というようなことを勉強しています。
観光の中でも特に、エコツアーに興味があります。
エコツアーとは自然観察などを楽しみながら、
その土地に存在する生態系を守り、その悪影響を最小限にしようとする観光です。
このブログをご覧いただいている方はもうご存知かもしれませんが、
JEEFインドネシアでは、JICA草の根技術協力事業として「インドネシア・グヌン・ハリムン・サラック国立公園における持続可能な観光開発を軸とした住民参加型自然環境保全プロジェクト」としてエコツアーを行っています。
このプロジェクトのフィールドであるマラサリ村の人々は、村が国立公園に含まれて以降、森林を切り開き、農地を広げて収入を向上させることが禁止されています。
村人の希望は、原生林を農地にするよりも、
エコツアーの実施することで自然を守りつつ、収入を得るということです。
私はJEEFインドネシアのこの活動を知って、
机に向かっているだけでは分からないこと、
実際に最前線では何が起きているのか知りたいと思い、
インターンを申し込みました。
マラサリ村にどっぷり入り、たくさんのことを吸収して
村のエコツアー事業のサポートが何か出来ればと思っています!
インターンの限られた期間を全力で、
そして、夢中で走り切りたいと思います。
(ウジュンクーロン国立公園にて麻美ちゃんと私)
このブログでも村の様子やインターンの活動について
どんどん更新していきますので、よろしくお願いいたします!
そして始まり。
連続ですが、
皆様にもう一つご報告があります!
実は、10月から
JEEFインドネシア事務所には新しいインターン生がやってきていました!
向かって右に写る、オレンジの服を着た女性が、
新しく入ったインターン生、あいりさんです。
ちなみにだっこされている子供は、
JEEF現地スタッフ・アグスさん(左後ろの青い男性)の息子です。←大好き♡
愛媛出身のあいりさんは、
みかんとインドネシアが大好き。(たぶん)
子供と遊ぶのが上手だから、
きっとそろそろ村の子の人気者になっているころだと思います。
ちょっとのほほんとした性格を残しつつ、
根はとっても真面目。
トレードマークは野帳(?)というノート。
なんでもかんでもメモします。
これから10カ月ほどインドネシアに滞在しながら、
マラサリ村にも関わってくださる予定です。
それにしても、いま思えば
毎日毎日メモすることが尽きない暮らしって
なんて刺激的で楽しいことなんでしょう!
ぜひあいりさんにも、
そんな暮らしを楽しんでもらいたいです。
ということで、
これからこのブログでは、
あいりさんがマラサリ村の様子を伝えてくれることになりました!
といいつつ、私もまだ発信していなかったマラサリエピソードを
更新するかもしれないので、
そのときはぜひまた目を通してやってください。
では皆さん、
これからもマラサリブログをよろしくお願いします。
頑張れあいりさん!
semangat!:D
旅立ち。
皆さん、こんにちは!
ご無沙汰していました、
JEEFインドネシア事務所のインターン生をしておりました、
野田です。
ご報告が遅くなりましたが、
実は私、野田は12月初旬、
インドネシアでのインターンを終え日本に帰ってきていました。
この7カ月を振り返ってみると、
来た当初は言葉も移動も何もかも満足にできずに
部屋にこもっていた日もありました。
そんな私の励みはいつも、マラサリ村の方々の笑顔でした。
村人に温かく迎え入れてもらったおかげで、
後半は自分のやりたいことを思い切りやらせていただくことが出来ました。
最後の一カ月は、村に引っ越して村の生活に入りびたりで
ブログの更新もおろそかになってしまったので、
今回はここ数カ月の私の活動をご報告します。
【1】
ジャカルタ在住の日本人の皆様をお連れしてのツアー企画
このツアーでは、ジャカルタ写真部(JPC)の皆さんとコルニタ高校とボゴール農科大学に通う日本人留学生をお連れしてマラサリ村を案内させていただきました。
私は、このツアーのコーディネーターを務めたのですが、
恐らくこの7カ月で一番大変なお仕事でした。
ですがこの7カ月で一番学びの多い経験でもありました。
最も強く感じたのが、
村人とのコミュニケーションの難しさでした。
伝わっていることも、相手の考えていることも分からなくなって、
生まれた不信感。
それはそれは厄介なものでした。
「もうダメだ。」と思ったとき。
村人が語りかけてくれた優しい言葉が、
今まで私が築いてきた彼らとの関係がどんなものだったのかを
物語っている気がしました。
こんな経験をさせて頂いて、私は本当に幸せものでした。
【2】
子供たちとの日本語・英語の勉強会
村人たちに勧められて始めた出張勉強会。
この日は5年生の子供たちと一緒に英語を勉強しました!
この他にも、学校の授業以外で集まったり、
遠くの集落に訪れて出張勉強会を開催させて頂きました。
学校の勉強は好きじゃなくても、
英語や日本語が好きじゃなくても、
外国人がつたないインドネシア語で言葉を教えていると
みんな耳を傾けてくれる。
そこからちょっと、知ってる英語が増えて、
今度来た外国人に話しかけたら通じて、
友達になれて
英語に触れる機会が増えた。
そんなサイクルの一端になることを期待して、
短い期間ですが一緒に勉強させていただきました。
【3】
お土産「ヤシ砂糖シロップ」の開発
マラサリ村の新しいお土産、ヤシ砂糖のシロップが誕生しました。
5月に食べた、ヤシ砂糖を作っているときにしか食べられない、
幻のシロップ。
あの優しい甘さが忘れられなくて、
「お土産にできないかな。」と提案して、作ってもらいました。
村人はキャッサバやバナナにつけて頂きますが、
はちみつやメープルシロップのように、
パンケーキや紅茶と一緒に頂くのも美味です。
私が帰国する前日から
「あなたを本当に愛してるのよ」
と涙を流してくれたお母さん。
片道3時間の道のりをかけてお見送りに来てくれた村人たち、
翌日には
「今朝、麻美の部屋を見たのに
おはようって返してくれる人がいなくて寂しいよ」
と言って私の涙を誘うお父さん。
本当に、溢れんばかりの愛で支えてくれた村人に感謝感謝です。
今回のインドネシア滞在で得た一番の財産は
村人たちとの絆だな、といま強く感じています。
これまで、両親、JEEFのスタッフの皆様、
そして応援してくださった方々のおかげで
学びの多い7か月間を過ごすことが出来ました。
ここで、皆様へ深く感謝申し上げます。
野田