マラサリ村でホームステイ!~若き村の先駆者たち~
皆さんこんにちは、JEEFインドネシア事務所のインターン生・野田です。
最近の楽しみは、毎朝毎晩マンゴーにかぶりつくことです。
至福のひととき♡
さてさて!
今日は、7月19日から28日までのマラサリ村ステイ中、
ほぼ毎日集まってはマラサリ村のエコツアーのために頑張っていた
マラサリ村の若者グループをレポートしようと思います!
・・・とその前に
私には2015年7月19日にマラサリ村にいたい訳がありました。
そうそれは、
私の二十歳の誕生日だったのです。
パンパカパーン!
前日には車がつかえなくなるハプニングもありましたが、
何が何でもマラサリ村で二十歳を迎えたかった私はいろんな人にお願いして
無事マラサリ村で誕生日を迎えることが出来たのでした。
二十歳、
最初の朝を
棚田の朝日を見ながら迎えることが出来る幸せったらありませんでした。
私は今ここで生きてるぞー!
って体の芯から感じていました。
ありがたやありがたや。
誕生日と言わずとも、
皆さんにも、あの風のよく通る棚田で
大きな岩に寝そべって
ツバメと共に朝日を迎える心地良さを
体験してほしいなぁ、と思う今日この頃です。
そんな今回のちょっと特別な滞在期間中、
私はほとんど毎日、そして一日中、
若者グループの活動にひっついて回っていました。
毎日8時に集まってはミーティングをして、
チケットを売るグループと、
新たな観光スポットを開発するグループに分かれて、
活動開始です!
ちょうどインドネシアでは7月の17日から
断食明けのレバラン休暇と言う連休に入っていたため、
ピークの17~20日にはチケット売り場にお客さんがずらり。
この連休にマラサリ村を訪れた人の数、2000人以上!
でも残念ながらこのお客さんたち、
ほとんどが近隣の人々で、
茶畑を見てピクニックをして日帰りで帰ってしまいます。
エコツーリズムで収入を得たいマラサリ村としては、
ガイドをしたり、宿を提供したり、文化体験なんかも作りたいところ。。。
ぞくぞくと訪れるお客さんを見ていると
なんとももどかしい気持ちになってしまいました。
とはいえ、
マラサリ村は何も動いていないわけではありません。
新スポット開発グループは、
まだ観光客には知られていない滝スポットを開発中!
危ないよ、と言われながらもついていくと、
断崖絶壁を3分くらい降りたところに静かにたたずむ小さな滝がありました。
虫、鳥、風、そして水の音が重なり合って
とっても居心地の良いその場所を、
どのように守りつつ、観光客に提供するのか、
これから注目したい点です。
彼らがなにやら話しているのを聞いていると、
お客さんが来たらごみがたくさん出て汚くならないように
見張りの人が必要だよ、
と環境にも配慮していることが伺えました。
(他にどんなことを話しているのか、私の語学力では聞き取れませんでした泣)
この一週間、彼らと一緒にいて
私はまたひとつ、マラサリ村の新たな可能性を発見しました。
それが彼ら。
休日を返上してまでこの村を真剣に考える若者たちです。
この写真の二人は、
中でもこのプロジェクトに力を入れて取り組んでいる、
ルキアさんとウスマンさん。
みんなで作ったおそろいのTシャツを着ていざ出陣( `ー´)ノ
の瞬間をパシャリ。
これから彼らがどんな風にこの村を作り上げていくのか、とっても楽しみです。
と同時に、
私にはどんなサポートが出来るのか、毎日考えずにはいられない一週間でした。